15年後のモニグロ-after Morning Glory-

30代2児の母が10年前のネットを懐かしんだり思いをつづるブログ。

はれのひ騒動で元同業者が思うこと。

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世間を騒がしている、着物会社の騒動。

思うことがありすぎるためブログに書きます。

 

私は6年間、フォトスタジオで働いていました。

カメラマンやメイクなど様々な仕事をマルチにこなす必要があり、とても大変な仕事でしたが、やりがいを感じられる仕事場でした。

 

スタジオで勤める前は美容室の提携する衣装ショップにいました。

結婚する人達や、成人を迎える方々へ衣装を選んでもらい

当日、メイクや補佐をしていました。

 

学校に行きながらしていたので、振袖のお嬢さんへの接客は、私が19歳の頃から

ずっと大切にしてきたお仕事のひとつです。

 

お衣装を選び、メイクをして、撮影もしました。

迷いながら照れくさそうにしながら、写真を一緒に選びました。

 

当日は夜中からお支度をしました

ブライダルももちろんですが、

私の中での「成人式の子へのメイク」はとてもこだわりがありひとつひとつ色を乗せるのもすごく気を使います。

時間との戦いですが、心を込めて色を乗せました。

 

久しぶりに会った友人、

昔好きだった人にも会えるかもしれない。

そんな時、「可愛いな」って思われるように。

 

晴れ着を着た自分が好きになれるように。

 

成人式に行くお嬢さんたちをいつも笑顔でお見送りしました。

 

「行ってらっしゃいませ!」

 

がんばってね。

楽しんでね。

 

私だけではなく、もちろん他のみんなや他のお店の人も同じ気持ちだったろうと思います。

だからこそ、今回の事件は悔しくて悲しいです。

譲り受けた着物を持ち逃げされた方もいるとか…信じられません。

どうしてそんなことが出来るのか…

 

長く振袖のお仕事をしていると、「振袖を着られない人」と出会うことがありました。

 

詳細は省きますが、、娘さんを二十歳になる前に亡くされた方でした。

辛さや痛み悲しみをお伺いしました。

もう何年も前になるけれど、私の心にはずっとずっと残っています。

 

もちろん、私にどうすることも出来ない。

無力でした。

話を聞くことしかできず、

お母様の気持ちを取り除くことも

なにもできない。

 

ただ、お母さんが電話をくださったこと
私たちに娘さんの話をしてくれたこと
忘れないように仕事をしたいと心に強く留めました。


こうやって記念の日に携わらせてもらえるのは奇跡なんだと。
当たり前じゃないんだと。

お母様が少しでも、私たちに話したことで
ぶつけたかったことを言えていたら幸いです。

 

お礼の電話をいただいたのが私には救いでした。

 

 

話しが少しそれましたが、それくらい私は自分の仕事に誇りを持っていました。

大切な日のお手伝いをさせていただいているという自覚。

 

振袖を着るのはなぜなのか?

そんな議論も飛び交っていましたね。

何故でしょう?

みんなが着ているから?

誰かを喜ばせたいから?

ただ周りに流されているから?

 

そうかもしれません。

でも私は日本のこの伝統がとても素晴らしいと思います。

一生の節目に昔から伝わる着物を着る。

華やかに彩り、記念日とすること。

日本の心として、私は伝わり続けてほしいとそう願っています。

 

もちろん事情により着られない方もいることでしょう。

でも、着たい人を否定しなくてもいいのではないか…と思います。

 

それは私が長らくこの業界にいたからかもしれません。

少なくとも振袖を着ているお嬢さんや御家族の笑顔を私は残してあげたいと思いました。

それが、私たちの仕事だからです。

 

そう。そういうお仕事なの。

たくさんお祝いをして門出を笑顔で送り出すんだ。

どうして当日に?

「晴れの日」を祝うことがなぜできなかったの?

どうしてこの業界にいる人間がそんなことができるのか…

 

被害者の方々のことを思うと可哀想でなりません。

遠方で何も出来なかったけど、出来ることなら力になりたかった。

 

近くにいらっしゃる企業の方や同じ名前で風評被害にあったお店、

他にも想いを抱えた方が次々とサポートしている姿をみて本当に感動しました。

成人式当日は戻らないけど、せめて着物やお金だけでもなんとか取り戻せますように。。

 

全然まとまらないですが、夜中のテンションで書いてて不安すぎるので

朝見てからまた修正したりします。。。

見出しとかアイキャッチとかまぁいいやん。ほんまはこんな感じよいつも。

いつもの感じで書きなぐり。